財団概要

東北縦貫自動車道の開通を間近に控え、商業都市、青森としての卸売機能の充実を図るため、市内で点在して営業していた卸業者がモータリゼーションの発達によって、国・県の才旨導により、（協）青森総合卸センターでは、低利長期の��度化資金を導入し、集団化事業を図つて参りました。

これを機に、青森商工会議所並びに（協）青森総合卸センターが青森市ご当局に、多目的展示ホールの建設を要望した結果、公立民営の提案のもとに、青森商工会議所が中心になって、財団法人の設立をいただき、今日に至っております。

当財団は、平成2年11月に東北初の無柱による平米あたり5トンの荷重計算による多目的ホールとしてオープンし、30周年を迎えることができ、この間、地城経済活性化と経済発展の拠点として、お客様にご利用頂いて参りました。

これも偏に、青森市、青森商工会議所、（協）青森総合卸センターを始め関係者のご支援、ご協力を頂いた賜物であり、深く感謝を申し上げます。

平成25年4月には、一般財団法人に改組し、自主事業として「青森プランド博」そして「大農林水産祭」、共催事業として「青森市産りんご大市」等を積極的に行って参りました。

昭和58年に（協）青森総合卸センターが要望して建設された勤労者の福利厚生施設の「青森市はまなす会館」が平成15年度に当財団に移管になり、更に平成18年度からは、青森市の指定管理者として、両館の管理運営を積極的に行っております。

当財団では、今後とも、人、モノ、そして情報の発信と交流の場として、施設の維持管理をして参りますので、何卒、より一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2020年9月
一般財団法人 青森市産業振興財団
理事長　細井　仁